第9回裁判(証人尋問)の要約
2003、6/16腰塚管財人に対する証人尋問が行われ、午前中は被告側の中町代理人による尋問です。
腰塚氏・・・ 私が初めて新潟鐵工に来たのは、H14/11/28の夕方で翌29日に組合と話し合い退職金
は全額支払われると一般的な見解を言った。
中町氏・・・退職金の支払いを一時凍結したが、再開したことを伝えたのは、
腰塚氏・・・退職が予定されている人に連絡したが、全員には凍結を再開したことは伝えていない。
この際自己退職者(50歳以上2種特例)は年金から出ないが、全額を支払うこととした。
当時、退職手当改定は念頭になかった。
中町氏・・・少額弁済を実施したが、
腰塚氏・・・100万円以下を弁済する、少額弁済は東京地裁から早く実施するよう言われていた。
通常の弁済だ。
中町氏・・・退職手当改定を決意したのは、
腰塚氏・・・3/下〜4/上で78億円の内、再就職支援金に10〜15億円残り63億円の内、堅くみて
62億円を確保し20%として、その後営業譲渡金等が出れば追加退職金として支払うと言う
二段階方式をとった。
中町氏・・・営業譲渡金を公開しないのは、
腰塚氏・・・秘密保持契約のため。
中町氏・・・約100億円の追加退職金について
腰塚氏・・・追加退職金については、約100億円を確保した。8〜9月に組合と分配方法等について
協議し12月中には第一回目を支払いたい。
今回の更生計画では組合からは全面的に協力して頂いたことに対し敬意を表したい。
以上、午前中被告側の証人尋問を終了。
午後からは原告側の尋問が行われました。
近藤氏・・・更生計画では再建手法は2つあるが自力再建型でなくスポンサー型にしたのは、
腰塚氏・・・新潟鐵工の計画では初めからスポンサー方式をとった、経営面で建て直しがはかられるから
今回当初の計画より早く行われたのは、今年4月から新しく改定された会社更生法を先取り
して行ったから。
近藤氏・・・スポンサー選定で第一次意向表明と第二次意向表明では何が違うのか、
腰塚氏・・・第一次では*工場*人*譲渡額を念頭に置いてスポンサーを募った、この時点では
興味のある企業は手を挙げてもらうという内容である。
第二次では財務状況等の中身を見てもらう、スポンサーは各社毎にそれぞれ差が出ている。
近藤氏・・・新潟鐵工の資産総額818億円が確保できれば、退職金は100%支払われるか、
腰塚氏・・・そうなる。
近藤氏・・・今回の更生計画は予定どおり進んでいるか、
腰塚氏・・・ほぼ計画通りである。
近藤氏・・・計画通りであれば今回の退職加算金約100億円追加は予測できたと思うがどうか、
腰塚氏・・・確実な原資で計算した。
近藤氏・・・計画通り進めばそうなるか、
腰塚氏・・・そうなるが確定できない。
小川氏・・・4/10からの組合との交渉は組合側及び管財人側は何人出席したか、
腰塚氏・・・組合側5名管財人側6〜7名で東京蒲田の本社で行った。
小川氏・・・退職金20%は出したか、
腰塚氏・・・20%は出していない、いろんな方法を示した。
小川氏・・・4/11以降はどうか、
腰塚氏・・・4/11は私は出席しなかったが、組合側は納得できないと言った。
4/12退職金20%を出した、組合は自分たちだけでは判断できないと言った。
中村(周)・・4/16に結んだ協定について、労働協約の改定は1ヶ月前の通告が必要だが、
腰塚氏・・・組合も理解を示した。
中村氏・・・旧経営陣の経営責任について、退職慰労金の返還はその後進んだか、
腰塚氏・・・退職金の返還は1億3900万円である。
中村(洋)・・「退職金は通常どおり支払われる」と「退職金は必ず支払われる」の二つの通達が出て
いるが、
腰塚氏・・・「必ず支払われる」の通達は知らない、私の責任で出したものではない。
中村氏・・・100億円は加算金と言う概念をを超えた額であるが、
腰塚氏・・・100億円は動かないと思う、8〜9月に組合と協議しさらに追加があればそれも加えて
12月中には支払う。
以上原告側の尋問を終了しました。
その後裁判官より質問があり、午後4:30頃閉廷になりました。
(この要約はメモを頼りに作成したもので正確でない部分もあると了承ください。)